大都会生活 in 東京

北京で1年半、上海で7年。中国生活→東京生活を公開中。

注意喚起

在上海日本国総領事館メールマガジン

最近の日中関係の動きに係る注意喚起(9/13)



2012年9月13日

在上海日本国総領事館



最近の日中関係の動きに係る注意喚起を8月16日、30日及び9月11日に発出しておりますが、邦人の皆さまから以下のとおり報告が寄せられております。また、酒に酔った邦人3人が中国人女性をナイフで傷つけたとの反日感情を故意に煽るかのような偽のインターネット上の書き込みも散見されています。



1.グループで深夜に食事をしていたところ、中国人に因縁をつけられ暴行を受けた。

2.タクシーで移動中、不審なバイクの運転手からタクシーの運転手に「金を払うので、乗客を降ろせ」などの要求があった。

3.複数名で歩道を歩いていたところ、中国人からペットボトルを投げつけられ、「ばかやろう」との罵声を受けた。

4.複数名で歩道を歩いていたところ、中国人から「JAPANESE」と言われ、1名が麺をかけられ怪我を負い、1名が眼鏡を割られ持ち去られた。

5.歩道を歩いていたところ、中国人から「日本人か」と声をかけられ、突然、脚を数回蹴られ打撲傷を負った。

6.歩道を歩いていたところ、向かってきた電動自転車の中国人に「JAPANESE」と言われ、炭酸飲料を頭にかけられた。



我が国政府から中国政府に対しては、邦人及び日系企業の安全確保につき繰り返し要請しているところではありますが、皆様におかれましても以下の諸点にご留意の上、ご自身の安全確保に十分ご注意ください。なお、万が一何らかの被害に巻き込まれたり、身の危険を感じた際には、直ちに公安当局(110番又は最寄りの派出所)に通報してください。また、当館にもご連絡ください。



○外出する際には周囲の状況に格別の注意を払い、広場など大勢の人が集まるような場所や深夜の外出では特に注意する。実際に集会やデモ行進が行われている現場には極力近寄らない。

○公衆の場での言動や態度に注意する。

○日本人同士で集団で騒ぐ等の目立った刺激的な行為は慎む。

○在中国日本国大使館及び総領事館、外務省海外安全ホームページ等をチェックする。

○一般的な行為(野外での撮影、スケッチ等)でも場合によっては中国では非合法となる場所もあるので注意する。